家〜我が家ができるまで〜
介護・バリアフリー
 
今、核家族化がすすんでいて、私たちの世代で新築する方は
あまり実感のない話題かもしれません。

我が家は85歳の旦那の祖母と同居しています。
この5年間の間に足の骨折2回・あばらの骨折数箇所・肩の骨折1回・肺炎腰の神経痛の訴え、うつ病の状態が続きました。

こんな状態の中で出産、子育てをしてきて大変でした。お陰でヘルニアにもなりました。

幸い、祖母は1年前の夏に起きた、足の骨折〜肺炎〜認知症〜肩の骨折
と壮絶な状態に陥り、介護の限界を感じ、介護施設の痴呆棟に入所して
7ヶ月間で驚異的な復活をして、3年間のうつ状態も改善し、
元気になって帰宅しました。

この秋には両目を白内障の手術をし、ますます元気に過ごしています。
4歳の息子と笑顔で遊んでいる、祖母を見ると幸せを感じます。

元気になったからこそ、南方面に新築しようと決意できたと思います。
冬は雪に閉ざされ、外に出ることのない生活、寒い家、
また過去のような状態になるのを繰り返したくないと思いました。
  
今回の新築で介護のためにこだわった点は
祖母の部屋はリビング横で、部屋の間仕切りは、
存在の感じられる障子4枚です。
といってもほとんど日中は開けっ放しです。トイレもすぐ近くにし、
慣れない家のスイッチを探さなくてもいいように
廊下の明かりはセンサー付きです。
玄関は親子ドアにしたかったのですがシングルでも車椅子が入るそうなので予算の都合でシングルドアにしました。
玄関までのスロープは4万円の見積もりをいただいていたのですが
あとから自分達で木製になるか、コンクリートにするか未定ですが
設置する予定でスペースも空けてあります。
現在は祖母は、自宅でほとんどお風呂に入りません。
デイサービスに通所した際に入ってきます。
もし寝たきりになった場合ですが、清拭(体を拭く)だけではかわいそうなので委託でお風呂のサービスがあります。一度利用しましたが、
部屋までホースを持ってきて簡易浴槽を設置して、瞬間湯沸かし器で給湯して機械で入れていただけます。
部屋の近くに吐き出し窓と水道があると便利です。

トイレと洗面所とリビング入り口は引き戸にしてあります。
祖母の部屋の入り口は普通の戸ですが、後々不都合が出た時に変更したいと思います。

あと気が付いた事があれば更新していきます。

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